ベタでも行って歩いて驚いた 那覇市内で楽しめる贅沢な庭園「識名園」でおさんぽ
四季折々の自然が楽しめる、那覇市の廻遊式庭園「識名園」。琉球時代に建てられた由緒ある場所でゆったりと散策、こころもからだもリラックスするひとときです。
ベタな観光スポットと侮るなかれ
「ベタな観光スポットだし、いつでも行かれるし」と後回しにしていた識名園。でも、六義園や浜離宮などの庭園好きな私たちにはぴったりな場所なのでは?とふと思って行ってきました。
同じく、文学的な視点で訪れたいみなさんにも、おすすめしたいわ〜と思いつつ、識名園へと向かいます。
駐車場は無料で60台も停められます、障がい者スペースも!
私は最近那覇の市内バスの攻略にハマっているのでバスを使って行きました。入口近くにバスが停まってくれたので、日差しの強い日中でも汗をかかずにスムーズにアクセスできました。駐車スペースも無料で60台あり、ゆとりがあって安心です。
お手洗いは園内1箇所、園外に1箇所
識名園は「世界遺産」のため、園内整備や保全のために決まりごとがたくさんあります。例えば、園内飲食禁止やペットの散歩禁止、お手洗いが園内1箇所ということ。
水回り必須な子連れには、事前に済ましておくと良いなと印象です。
マイナスイオンでリラックス
早速、庭園に入ってみましょう! 入っていきなりの密林感。
鳥のさえずりや虫の声が響いて、強い日差しを遮断する鬱蒼とした樹々の中で「ふ〜うぅぅ」と深呼吸。体中に酸素が行き渡った感じです。
ルートの途中でも小さい滝もあり、水が落ちる音に足を止めて耳を済ませてみると……とにかく気持ちがいい。
廻遊式庭園ってそもそも何?
廻遊式庭園とは、「池のまわりを歩きながら景色の移り変わりを楽しむことを目的とした 造園形式のこと(公式サイトより)」
園内の係員の方々が、丁寧に手入れしている植栽が四季ごとに花や実をつけているのが美しいです。きっと、いにしえの王族の人たちも眺めたかもしれない贅沢な空間。
豪勢な眺めと休憩所
「こんな上まで……高台に来てたんだ!」と感じる展望台。
案内によれば冊封使へ「こんなに広い。大地を支配しているんだ」と琉球の力の大きさを演出するためだったそう。もう、歴史ロマンを感じますよね。
道中には、屋根付きの休憩所と園内唯一のお手洗いがあります。芝生の広場になっているため子どもたちが走り回っても安心です。
ベビーカーだと正直シンドイ!
たまたま見かけた親子連れ。園内は部分的にベビーカーを押せない場所があるため、ママがベビちゃんを抱っこ、パパはカート係に徹してらっしゃいました。がんばれ〜っ!
家族で識名園へいくときは、子どもを抱っこしていくとスムーズに回れますね。
虫除けスプレーと水分補給
自然豊か、イコール虫もたくさんいます。
私も例にもれず両足をしっかり蚊に刺されました。かゆいかゆい.…..虫除けスプレー必須です。あと、水筒などに水分を入れて途中で水分補給するといいですね。
チケット売り場の隣に売店があるので、そこでスナックやアイス、飲みものを買えます。
*園内は基本飲食禁止なのでご注意を。
まとめ
後日、パレットくもじ2階の「樂園百貨店」で見つけた、識名園の名物としてご近所のパン屋さん「いまいパン」さんが開発したおみやげ浪漫餅(るーまんぺい)。
ココナッツとアーモンドのクランチがサクサクしてとっても食べやすい! 気に入りました。おでかけするときは、識名園の情景を思い出しながら召しあげるのも通です。
識名園
TEL
098-855-5936
営業時間
開園時間:9:00〜18:00(4/1〜9/30) 9:00〜17:30(10/1〜3/31) 入場時間は閉園30分前
定休日
毎週水曜日
駐車場
60台