しうのキャンピングカー旅Vol.4『日本の橋ランキング1位に輝いた山口県 角島大橋』
こんにちは、しうです。 今回は山口県の角島大橋を訪れました。その風光明媚な勇姿は日本屈指の撮影スポットにもなっています。
山口県下関市豊北町と角島(つのしま)間を結ぶ角島大橋は平成5年(1993)9月6日に着工し、平成12年(2000)11月3日に開通しました。その全長は1,780m、総工費149億円。
景観とマッチした優美な姿は、トリップアドバイザーの「口コミで選ぶ 日本の橋ランキング2015」において堂々1位を獲得し、映画やテレビ番組、CMロケ地として採用されているので、見覚えのある方も多いのではないでしょうか。
駐車場は海士ヶ瀬公園が便利
角島大橋に最も近い駐車場は、橋のたもと(豊北町側)にある海士ヶ瀬(あまがせ)公園です。橋を挟んで東側に小さな売店とトイレ、西側に角島展望台(海士ヶ瀬公園展望台)があります。
駐車場は普通車約50台で敷地が細長く、出入り口は一ヶ所のみ。大型レーンはありませんが観光バスも訪れるため、週末などはたいへん混雑します。近くにはほかに無料駐車場がないので、観光客が集中するのは無理もありません。とはいえ撮影が目当てで訪れる方が多いので、何十分も待つことはなさそうです。
「土木学会デザイン賞2003」優秀賞を受賞
角島大橋は北長門海岸国定公園内に位置することから、橋脚の高さをおさえ、周囲の景観に配慮した構造となっています。その功績が認められ、2003年に「土木学会デザイン賞2003」優秀賞を受賞しました。
角島大橋の真ん中付近に顔を出しているのは鳩島。鳩島を避けるように緩くカーブしているのも橋の魅力を引き立てており、バイカーやドライバーだけでなくカメラ愛好家も惹き付けられるのはうなづけますね。
青い海、白い砂浜、絵に描いたような絶景
角島大橋の魅力はそのフォルムとロケーションにあります。優美な流線型を描く白い橋と、澄み渡る海士ヶ瀬の美しさとが相まって、それはまるで一服の絵画のよう。
コバルトブルー、エメラルドグリーン、時間帯や太陽光の強さによっても色合いが変化するので、「また来たい」「次はどんな色彩なんだろう」と思わずにはいられません。
日没から日の出まで、街灯が自動点灯するのでライトアップされた姿も幻想的です。
いろんな角度から角島大橋を眺めよう
角島大橋を豊北町側から一直線に見下ろせる高台があります。たこ焼き屋のノボリが目印です。こちらの高台は住宅街になるので、住民の方々のご迷惑にならないよう留意しましょう。駐車場はないので海士ヶ瀬公園駐車場から歩いて登るか(徒歩3分程度です)、たこ焼き屋さんで購入したついでにちょっと撮影させてもらえるか交渉してみては。たこ焼き屋さんの駐車場は普通車3台ほどでした。
ほか【ホテル西長門リゾート】(角島展望台直下の白浜はホテル西長門リゾートのプライベートビーチ!)、カフェ【ガッビアーノ(GABBIANO)】、カフェ&レストラン【晴ル家(はれるや)】からも眺めを堪能できます。
夏にはホワイトビーチ島戸(島戸海水浴場)もオススメです。トイレやシャワールーム完備、キャンプ可、バーベキューもできるのでファミリーにも人気。営業期間は7月上旬~8月下旬、利用料(シャワー込み)400円、駐車場100台 普通車600円 大型1,000円です。
仲間と一緒なら走行風景を撮影してみては
ツーリングなど仲間と一緒に訪れたなら、交代しながら角島大橋を走行する写真や動画を撮影するのも面白そうです。その場合、角島展望台からがベストポジション。ドライブレコーダーやアクションカメラをヘルメットなどに装着して撮影するのも楽しいものですが、やはり愛車とともに写したいですよね。
角島大橋では最高速度が40km/hに制限されており、また強風時には通行止めになってしまいますので天気予報チェックもお忘れなく。
道の駅 北浦街道豊北からの眺めも素晴らしい
角島大橋から南へ約6kmほどで、本州最西端の道の駅【北浦街道 豊北】があります。
海に面しており、展望デッキから眼下に和久漁港、水平線には角島大橋も一望できる絶好のロケーションです。もちろん直売所やレストランは海の幸満載、焼きたてパンも人気で、「行ってよかった!道の駅ランキング2016」1位に輝き、トリップアドバイザー2018「エクセレンス認証」にも認定されています。
【海と夕日のれすとらん わくわく亭】はお昼時ともなると満席で売り切れるメニューも出てきます。少し早めに到着するように時間調整したほうが無難です。
珍しい「鯨カツ丼」をチョイス。見た目通りのボリュームで、大きなカツがところ狭しと乗っています!鯨肉特有の野性味に生姜が合います。ザクっとした歯ごたえ、食べごたえ満点でした。
単品メニューにも、お刺身の盛り合わせやサザエ、アワビ、ウニなど盛りだくさん!北浦の海が豊かな証ですね。
2019年4月より遊覧船が就航
和久漁港を出港し、角島海域を周遊する遊覧船【あまがせ】も就航しています。所要時間は約50分、大人1,600円、小学生800円、未就学児は無料。1名~12名の貸し切りでサンセットクルーズも可能です(12,000円、約60分、出港時間は季節により異なります)。
遊覧船、お食事処【海鮮 海士ヶ瀬】とも漁協直営。海域を知り尽くした地元ならではの見どころと海の幸を満喫できそう!冬期は荒天が見込まれるため休業、就航は4月〜11月です。海鮮食堂は営業しています(2月までは土日祝日のみ)。
まとめ
角島は一周してもクルマで30分程度です。時間に余裕があれば、映画「四日間の奇蹟」ロケ地めぐりや、「あなたが選ぶ日本の灯台50選」角島灯台など美しい景観を堪能してください。
筆者のキャンピングカー(クラスC)でも一周できましたが、道幅が広いとは言えないのですれ違いには充分ご注意を。
山口県角島大橋
TEL
083-786-0234(豊北町観光協会)
営業時間
なし
定休日
なし
駐車場
普通車50台(海士ヶ瀬公園)
この記事を書いた人
記事提供:しう@そと
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